| [ PRESS RELEASE ] |
2005-0071
2005年5月19日
富士通株式会社 |
IPで音声とデータを融合する「Voice & Webソリューション」体系を確立
〜「通信コスト削減」「業務の効率化」「ワークスタイルの革新」に貢献〜
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当社はこのほど、IPで音声とデータを融合して新しいワークスタイルを実現する「Voice & Webソリューション」体系を確立いたしました。その具体的な第一弾の製品として、IPテレフォニーシステム「CLシリーズ」(注)を本日より販売開始します。
本ソリューションは、お客様システムのIPネットワークによる統合を推進し、オールIP化により通信コストを削減するとともに、IPテレフォニーサーバを中核に、IP電話機、携帯電話、PHS、PC、PDAなどさまざまな端末を、音声通話、テレビ会議、業務システム用途に柔軟に活用することで、ユビキタスオフィスへとつながる業務の大幅な効率化、ワークスタイルの革新に貢献するものです。
今回、幅広い製品展開を行うことで、大企業から中小企業まで、お客様のニーズ・規模に応じた導入が可能になります。
また、「IPテレフォニー・テクニカルセンター」を新たに開設し、本ソリューションの積極的な適用を推進してまいります。
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- (注) 「CLシリーズ」:自由で快適な新しいワークスタイルを実現することを目的としたIPテレフォニーシステムの製品群。IPテレフォニーサーバ、IP電話機、ゲートウェイなどから構成される。
近年、VoIPを始めとするインターネット技術の進展、ブロードバンドによる大容量データ通信環境の整備を背景に、IPをベースに音声とデータを融合した新しい企業システムの構築が可能になっています。
一方で、多くの企業では、自社の競争力を高めるため、「コストの削減」「業務の効率化」「顧客満足度の向上」に取り組んでいますが、これまで導入担当部門が異なるなどの経緯から業務システムと電話に代表される音声系システムが別々に設計・構築・運用され、最新のITの成果が十分に活用されていないという現状があります。
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今般、当社は、上記の点に着目し、音声をデータと同様に、Webアプリケーションや業務システムで取り扱うことを可能にした「Voice & Webソリューション」体系を確立し、同体系に基づく製品・サービスの提供を開始します。
本ソリューション体系は、IT基盤「TRIOLE」(注1)に基づくもので、短期間かつ容易にプレゼンス管理、ユニファイドサービスを含む高度なシステムの構築を可能とします。また、ネットワークアプリケーションのビルトインサービス「FENICS-AS」(注2)の活用を図ることで、アウトソーシングによる運用管理の効率化を図ることもでき、お客様の規模・ニーズに応じた最適な製品・サービスの提供が可能です。
今後当社は、随時本ソリューション体系を拡充し、お客様システムのIPネットワークによる統合、高度化を推進し、コスト削減、スピード経営を実現するとともに、顧客満足度向上に貢献してまいります。
なお、本ソリューションについては、5月19日(木曜日)から20日(金曜日)、池袋サンシャインシティ文化会館で開催される「IPテレフォニー & ケータイソリューション2005」の当社ブースにて、実演デモや実機、事例などを実際にご覧いただけます。
【本ソリューションの特長】
コアネットワークから業務基盤までを統合したトータルソリューション
本ソリューションは、LAN/WANといった「コアネットワーク」、ソリューションの中核であり今回「CLシリーズ」を投入する「IPテレフォニー」、モバイル端末とのアプリ連携を担う「モバイル・アプリケーション」、高性能・高信頼な業務実行基盤と開発環境を提供します。
当社のネットワークサービスを活用したぢシステムの運用管理効率化
当社のネットワークアプリケーションのビルトインサービス「FENICS-AS」を利用している場合には、WANまでを含めた運用管理を行います。
また、サーバ、ネットワーク機器などの設備を含めたトータルネットワーク・アウトソーシング型サービスとしてもご利用いただけます。
音声と業務を連携させるための開発ツールキットの提供
業務アプリケーションやグループウェアとの連携を容易に実現するためにぢ国際標準規格であるSIP(注3)プロトコルをサポートするとともに、SOAP(注4)、Voice-XML(注5)、HTTPなどのインターフェースで既存アプリケーションとの連携、さらには音声を活用した新たなWebアプリケーションの開発を可能とするJava開発環境(SDK)を提供します。これにより音声と業務システムを融合する新たなワークスタイルの確立に貢献します。
【事業推進部門およびサポート体制の強化】
IPテレフォニーシステムの販売・構築においては、業務システムのノウハウだけでなくLAN/WANやPBXに関する幅広い知識が必要となります。当社では、本年2月に企業向けネットワークを担当するサービス・機器の事業部門・推進部門を一体化して強化を図っています。
今回、新たに当社の川崎工場に「IPテレフォニー・テクニカルセンター」を開設して、「Voice & Webソリューション」の適用を推進するとともに、情報系販売パートナー様からの技術質問などにワンストップで対応してまいります。
【当社での実践事例】
当社では現在、東京都蒲田の富士通ソリューションスクエアにおいて約5,000回線のIP電話機・SoftPhoneを利用した全館フリーオフィスおよびさまざまな業務アプリケーションとの連携を実現し、ワークスタイルの変革を実践しています。またぢ順次内線電話のIP化展開、ワークスタイルの変革を進めており屋扱年を目処に全社での展開を予定しています。
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- (注1)「TRIOLE」:
- 社会・企業活動に要求される「ビジネスの成長・拡大」「スピーディーな業務構築」「システムの安定運用とTCO削減」を実現する富士通のIT基盤。
- (注2)「FENICS-AS」:
- 企業向けの高品質なネットワークインフラサービスと、「セキュリティ」「コミュニケーション」「モバイル」などのニーズの高いネットワークアプリケーションのビルトインサービス。
- (注3)SIP:
- インターネットに関連する技術の標準化団体IETFで標準化された、IPネットワーク上でマルチメディアセッションを確立・変更・終了するための、アプリケーション層の発着信(シグナリング)プロトコル。
- (注4)SOAP:
- XMLやHTTPをベースに、OSやオブジェクト・モデル、プログラム言語に関係なく、インターネットまたはイントラネットのアプリケーションやサービスの連携を図るためのプロトコル仕様。
- (注5)Voice-XML:
- Webベースの音声対話システムの開発が可能なXMLベースの言語。音声入力・出力、対話処理などをXMLで記述できる。W3CとVoiceXML Forumが共同で策定している。
関連リンク
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

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