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[ PRESS RELEASE ](プラットフォーム)
2005-0065
2005年5月17日
富士通株式会社

動作周波数2ギガヘルツを超える高速プロセッサを搭載した
UNIXサーバ「PRIMEPOWER」販売開始

〜SAPベンチマークで世界最高性能を達成〜

当社は、ミッションクリティカル分野向けのサーバで、世界で初めて2ギガヘルツ(以下GHz)を超えるRISCプロセッサ(注1)「SPARC64TM V(スパーク64 ファイブ)」を搭載し、性能を大幅に向上した、UNIXサーバ「PRIMEPOWER(プライムパワー)」5モデルを開発し、5月17日より全世界で販売活動を開始します。

最上位モデル「PRIMEPOWER 2500」では、SAPアプリケーションSD(販売管理)ベンチマークテスト(注2)で、同時アクセスユーザ数2万1,000の世界最高性能を達成しました。これは、動作周波数1.3 GHzの従来モデルに比べ、1.6倍の性能です。

新製品は、大規模データベースやオンライン・トランザクションなどを行なうミッションクリティカルなシステムに最適な高い性能と信頼性を備えています。また、従来からのハードウェアパーティション機能(注3)と、最新の「SolarisTM 10 Operating System」の仮想化技術で、お客様業務に応じてより柔軟な運用を実現します。

変化の激しいビジネス環境の中、今日のITシステムには、業務の負荷集中に耐えられるパフォーマンスと、業務の追加変更への柔軟な対応が求められています。

当社は、上記ニーズにお応えし、さまざまなアプリケーションで優れたパフォーマンスを発揮し、お客様の多様なニーズに柔軟に対応する「PRIMEPOWER」の新製品を提供します。これにより、お客様のビジネスにおける、業務の継続性と効率性を向上し、社会や企業活動に要求されるビジネスの成長と拡大、システムの安定運用とTCO削減を実現します。

PRIMEPOWER2500
「PRIMEPOWER2500」

【新製品の特長について】

  1. 世界最高性能
    • 2.08GHz「SPARC64TM V」を128個搭載した最上位モデル「PRIMEPOWER 2500」は、2階層SAP標準アプリケーションSD(販売管理)ベンチマークテストにおいて、ストレージシステム「ETERNUS3000」との組み合わせで、同時アクセスユーザ数2万1,000の世界最高性能を達成しました。
    • 上記に加え「PRIMEPOWER」は、生産管理、および顧客サービス管理に関するSAPベンチマークテストや、Java実行性能のベンチマークテスト(SPECjbb2000、jAppServer2002)、データウェアハウス性能のベンチマークテスト(TPC-H)の合計6つの標準ベンチマークテスト(注4)で世界最高性能を達成しています。
  2. ミッションクリティカルなシステムに最適な高い信頼性
    • 90ナノ微細加工技術や銅配線技術など、当社の最先端半導体テクノロジーを用いた「SPARC64 V」は、精度の高いエラー検出やECC(注5)と命令リトライ機能によるエラー訂正などの高度なRAS(注6)機能を有しています。電源ユニット、システムボードなどの主要コンポーネントを二重化し、活性交換機能(注7)との組み合わせにより、システムの連続運用にも十分に対応する高い信頼性と可用性を実現しています。
  3. 柔軟なシステム運用による投資効果の最大化
    • 「PRIMEPOWER」は、従来からのハードウェアパーティション機能により、システムを最大15の独立した区画に分割し、それぞれの区画に独立したOS環境を構築することが可能です。万が一、あるシステムで障害が発生しても、他のシステムに影響なく業務を継続できます。さらに、最新OS「Solaris10」が提供する仮想化技術「Solarisコンテナ」は、各区画のOSを最大8,191個まで、仮想的に分割できるため、お客様業務に柔軟に対応することが可能です。また、仮想的に分割されたOSの追加や削除は、OSをインストールすることなく、簡単な設定変更で短時間で行なえます。
    • 「PRIMEPOWER」が提供する「CoD(Capacity on Demand)モデル」(注8)の利用により、あらかじめ搭載した予備プロセッサをライセンス購入するだけで、瞬時に性能増強が可能です。お客様は当初から処理量の増加を見込んだ投資を行なうことなく、業務の急激な増加にも迅速な対応が可能となります。

【販売価格、および出荷時期】

モデル名 構成 販売価格(税別) 出荷時期
PRIMEPOWER 2500 SPARC64 V 2.08GHz CPU8個、8GBメモリ、73GBディスク1個 1億1,585万円より 6月中旬より
PRIMEPOWER 1500 SPARC64 V 2.16GHz CPU4個、4GBメモリ、73GBディスク1個 3,144万円より 6月中旬より
PRIMEPOWER 900 SPARC64 V 2.16GHz CPU4個、4GBメモリ、73GBディスク1個 2,846万円より 6月中旬より
PRIMEPOWER 850 SPARC64 V 2.02GHz CPU4個、2GBメモリ、73GBディスク1個 2,617万円より 6月初旬より
PRIMEPOWER 650 SPARC64 V 2.02GHz CPU2個、4GBメモリ、73GBディスク2個 1,016万円より 6月初旬より

【販売目標】

「PRIMEPOWER」全体で、今後2年間に全世界で3万2,000台の販売を予定しています。

【「PRIMEPOWER」について】

「PRIMEPOWER」は、その性能、信頼性が高く評価され、世界中で多くのお客様に導入いただいています。特に近年では、欧州、米国を中心とする海外市場での販売伸長が著しく、2004年度(当社会計年度)は、海外市場向けの出荷が約60%を占めています。

今後も、当社は、SPARC/Solarisをご利用のお客様へ、最適で最強のソリューションを提供するために、サン・マイクロシステムズ・インクと共同で次期SPARC/Solarisサーバ(コードネームAPL:Advanced Product Line)を開発し、2006年中頃に提供する予定です。

「PRIMEPOWER」は、当社IT基盤「TRIOLE(トリオーレ)」の中核となる製品の一つです。グローバルサーバ「GS21」、マルチサーバ「PRIMEFORCE(プライムフォース)」、IAサーバ「PRIMERGY(プライマジー)」、基幹IAサーバ「PRIMEQUEST(プライムクェスト)」とともに、今後も、多様化するお客様のニーズに対応していきます。なお、当社「Platform Solution Center」(東京都港区浜松町)で新製品をはじめとするプラットフォーム製品を総合的に検証、評価いただけます。

【商標について】

  • すべてのSPARC商標は、米国SPARC International,Inc.のライセンスを受けて使用している同社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
  • SPARC64は、米国SPARC International,Inc.のライセンスを受けて使用している同社の商標です。
  • UNIXは、The Open Groupの米国ならびにその他の国における登録商標です。
  • その他名称については、各社の登録商標または商標です。

以上

注釈

(注1)RISC(Reduced Instruction Set Computer)プロセッサ:
マイクロプロセッサの設計様式の一つ。個々の命令を簡略化することにより処理性能の向上をはかっている。
(注2)SAPアプリケーションSD(販売管理)ベンチマークテスト:
SD(Sales and Distribution)は、SAP社の統合基幹業務(ERP)ソフトウェアであるSAP R/3® に含まれる販売管理アプリケーション。このアプリケーションによるベンチマークが、SAPシステム向けサーバの最も認知度の高い性能評価指標となっている。ベンチマークの測定方法は、平均2秒以内のレスポンスが維持、継続される「同時アクセスユーザ数」をカウント。なお、「2階層」とは、1台のセントラルサーバ(アプリケーションサーバ兼データベースサーバ)と、クライアントを組み合わせたシステム構成のことを指す。
(注3)ハードウェアパーティション機能:
1台のPRIMEPOWER内を物理的に独立した複数の領域(パーティション)に分割する機能。各パーティションには独立したOS環境が構築可能であり、1台のPRIMEPOWERを複数台のサーバとして利用可能。
(注4)合計6つの標準ベンチマークテスト:
PRIMEPOWERが世界最高性能を達成したベンチマークテスト
ベンチマークテスト測定結果サーバ構成
2階層SAP標準アプリケーションSD(販売管理)同時アクセスユーザ数:21,000ユーザPRIMEPOWER 2500(2.08GHz$128CPU)
2階層SAP標準アプリケーションATO(生産管理)オーダ処理件数:毎時34,360件PRIMEPOWER 2000(563MHz$128CPU)
2階層SAP標準アプリケーションIS-U/CCS(顧客サービス管理)トータルスループット:毎時108,551URCsPRIMEPOWER 900(1.35GHz$16CPU)
SPECjbb20002,438,088ops/sPRIMEPOWER HPC2500
(2.08GHz$120CPU)
SPECjAppServer2002(マルチノード)5,991TOPSPRIMEPOWER 2500(1.3GHz、56CPU)
PRIMEPOWER 450(1.32GHz、4CPU)
TPC-H(1TB/シングルサーバ)34,492QphH(価格性能比:141.00 USドル/QphH、提供時期:2004年3月8日) PRIMEPOWER 2500(1.3GHz、64CPU)
本資料に記載されているSAPベンチマーク記録は、SAP Standard Application Benchmark Councilの規定に準拠しており、SAP社による監査・認定を受けたもの。(新しいウインドウが開きますhttp://www.sap.com/benchmark/
SPECベンチマーク記録の詳細および最新情報:SPEC web site(新しいウインドウが開きますhttp://www.spec.org/
(注5)ECC(Error Checking and Correction):
エラー検出訂正機構。記憶装置の1ビットエラーの検出訂正、および2ビットエラーの検出を行なう誤り制御機構。
(注6)RAS(Reliability Availability Serviceability):
信頼性、可用性、および保守性の3つの機能を統合した概念。
(注7)活性交換機能:
サーバの電源を入れたままシステムボード、ハードディスク、電源ユニット、ファンなどのユニット交換を行なうための機能。
(注8)CoD(Capacity on Demand)モデル:
あらかじめ搭載した予備プロセッサの使用権を購入することで、必要に応じて瞬時に処理能力の増強が可能なモデル。PRIMEPOWER 900 / 1500 / 2500で提供。

添付資料

関連リンク

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