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XCAST6を用いた韓国と日本間の相互接続実験に成功韓国電子通信研究院(通称 ETRI、President: Gil Rok Oh、所在地:韓国太田市)、Soongsil University(President: Joong Lee、所在地:韓国ソウル)、WIDEプロジェクト(代表 慶應義塾大学環境情報学部教授 SFC研究所長 村井純(*1))、株式会社富士通研究所(社長:藤崎道雄、本社:川崎市)は、7月15日、XCAST6(Explicit Multicast on IPv6、エックスキャスト)を用い、韓国と日本を相互接続する実験に成功いたしました。 XCAST6は次世代ネットワークIPv6(*2)のキラーアプリケーションとして期待されている、多地点ビデオ会議、ネットワークゲームなどのプライベートなデータストリーミングに適した新しいマルチキャストプロトコルです。IBM、Alcatelと富士通研究所が共同で、2000年にIETF(*3)に標準化提案(XCAST6コアプロトコル関連Internet-Draft(*4))しています。このプロトコルを用いるユーザは、簡単な操作で気に入った仲間同士で気軽に通信できるようになります。
【XCAST技術】 従来のマルチキャストは、データの配送経路上にある全てのルータに配送する経路の情報を置く必要があるため、受信者が少なく、しかもインターネット上に点在するような場合には、非効率でした。さらに、配送経路は、非常に複雑で、しかも時間とともに変動するため、経路を常に正しく保っておくのには大きな負担がかかっていました。 XCASTは、従来のマルチキャストの弱点を補うために開発した次世代のマルチキャスト技術です。XCASTでは、電子メールにおけるメールアドレス複数指定方式(通称 カーボンコピー Cc:)のように、送信者は送りたい全ての宛先リストをIPヘッダの一部に入れて発信します。経路途中にあるルータは、リスト中の個々の宛先を調べ、宛先が同一経路方向の物を同じパケットにして送ります。宛先が異なる場合は適宜複製を行いながら転送します。
【実験の概要】 今回の実験概要は、以下の通りです。
IPv6とXCAST6のオープン性、マルチプラットフォーム性が発揮できるよう、ネットワークに接続される端末は、2種類のOSプラットフォーム(Linux、NetBSD)と、2種類のハードウェアアーキテクチャ(Intel x86および、PowerPC)を組み合わせ、さらに接続ネットワークもADSL, CATV, FTTHなどの非専用線のアクセス回線から、ギガビットイーサネット(GbE)のMAN(Metropolitan Area Network)や学術ATM高速網などさまざまなネットワークを接続しました。
相互接続実験の結果は、XCAST開発コミュニティとIETFにInternet Draftとして提出する予定です。また、各々のXCASTの実装は、開発元からオープンソースとして提供され、誰でもダウンロードして試すことが可能になります。
以 上 プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。 |
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